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社会と組織の哲学 掲載論文一覧

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掲載論文一覧、趣旨・内容

私(和田徹也)が執筆した「社会と組織の哲学」に関する論文をこのサイトで発表していきます。(自己紹介はこちら

実際に起きている、人と社会・組織での具体的問題の解決に役立つことを最終目的とする論文ですが、あくまで問題解決のための基礎理論を目指しています。そのためかなり抽象的、哲学的な内容となっています。哲学的な論文であるため、あらゆる前提を取り払った、根本からの理論構築を目指したものになっているのです。(「哲学とは何か」youtube動画解説)

したがって、私自ら考えた独自の理論を構築しているので、最初は理解が困難な面もあるかもしれません。新たに構築した哲学理論を基礎として、現実の問題を解決することを目指しているわけです。もちろん参考にした文献は論文の末尾に明記してあります。

こちらで発表された論文の新しい哲学理論をぜひ参考にしていただき、実務で活用していただければと思います。論文を通して個人と社会・組織の本質を把握していただくことにより、現実の問題解決の糸口を見出していただければと考えております。ブログ

なお、現在、YouTubeの哲学社労士の「純粋人間関係論」講座で、発表論文の分かりやすい解説も行っていますのでぜひご覧ください(講座一覧)。

発表論文名と、論文の趣旨内容は以下の通りです。新しい論文を発表するごとに加えていきます。

 

1.拡がる自我

「社会と組織の哲学」の出発点、さらには、「純粋人間関係論」の出発点ともなる論文です。社会と組織の研究の基本となる、私独自の概念「拡がる自我」を確立させたものです。人間個人の主体性とは何か、この主体性はどのように表現すべきなのかを追究しました。長年にわたって、独立した個々の主体から理論構築しようと考え抜いてきた、その成果をまとめたものです。(ブログ) (2014年6月公表) 拡がる自我(印刷用) YouTube動画解説

 

2.「拡がりの確証」と組織文化の本質

社会と組織を「拡がる自我」を用いて分析する第一弾です。なぜ組織文化は個々の企業により異なるのか、その根本にあるものを追究しました。拡がる自我の拡がりの確証という事実を論じ、この観点から社会と組織の本質に迫ったものです。「拡がる自我」と並ぶ、社会・組織の分析の基本となる「拡がりの確証」という概念を確立させた論文になりました。(ブログ) (2014年7月公表) 拡がりの確証と組織文化の本質(印刷用) YouTube動画解説

 

3.純粋人間関係とは何か(改訂版)

「拡がる自我」同士の関係の本質を論じました。昔、学生時代に書いた「純粋人間関係論序説」という論文を思い出し、その後の長年にわたる社会人経験を踏まえて書いたものです。拡がる自我はたがいに拡がりの確証を求め合う関係にあり、この関係こそ「純粋人間関係」と呼ぶべきものなのです。(ブログ) (2015年1月公表、改定版2020年12月公表) 純粋人間関係とは何か(改訂版)印刷用 YouTube動画解説

 

4.言葉とは何だろう ~言語の本質について~

日常生活を送るにあたり、いつも気になっていた「言葉の本質」を自分なりに追究しました。言葉は極めて曖昧なものであり、それは拡がりの確証のために多くの他者を集めるためです。結果的に「拡がる自我」と「拡がりの確証」を理論的に支える基礎論文となりました。(ブログ) (2015年8月公表) 言葉とは何だろう~言語の本質について~(印刷用)   YouTube動画解説

 

5.認識について(”拡がりの確証”再考)

「拡がりの確証」の視点から、哲学上の問題である認識論に食いつきました。現実の問題の根底にある認識の本質に迫ったものです。認識論に関する自分なりの考えを大胆に論じてみました。認識とは、ものに対する拡がりの確証であり、それは他者への拡がりの確証と密接不可分であることを論じたものです。(ブログ) (2016年5月公表) 認識について(拡がりの確証再考)(印刷用) YouTube動画解説

 

6.管理と支配の間にあるもの(改訂版)

現実の組織の管理に参考となることを念頭に、人間社会での支配関係の成立を、その根源にさかのぼって考えました。「拡がる自我」を出発点として、歴史上存在してきた絶大な支配の権威がなぜ成立したのかを論じています。管理と支配という二つの概念で社会を分析することで、組織の管理の課題が浮き彫りになると考えて論じたものです。(ブログ) (改訂版ブログ) (2017年1月公表 改訂版2021年3月公表) 管理と支配の間にあるもの(改訂版)(印刷用) YouTube動画解説(前編) YouTube動画解説(後編)

 

7.論理とは何か ~論理の本質について~

「拡がる自我」や「拡がりの確証」を論じるときに、いつも用いていた「論理」という言葉を、自分なりに徹底的に追究しました。最終的には組織での意思決定に参考となることを目的とする論文ですが、アリストテレスや仏教哲学に踏み込んだ内容となっています。組織での意思決定に必要な厳格な論理、そして人の集まりである組織を維持するための論理、この二つを検討すべきと論じたものです。(ブログ) (2017年5月公表) YouTube動画解説

 

8.分割の論理と創造の論理

前回の「論理の本質」では論理とは何かをその形式面から追究しましたが、今回は論理の実質的な内容を、分割の論理と創造の論理という二つの独自の視点から鋭く追究しました。組織を維持するための分割の論理と生産を意味する創造の論理を、矛盾の解決という誰もが有する論理的要請をもとに整理しました。結果的に、組織における問題解決の重要性を論じた内容となっています。(ブログ) (2017年11月公表) YouTube動画解説

 

9.善と正義

善とは何か、正義とは何か、この倫理学の基本問題を、「拡がる自我」と「拡がりの確証」の論理をもとに、整理し、体系化した論文です。独自の視点から倫理の基本理論を打ち立て、今後の社会と組織の具体的問題解決に役立つ理論を提供することを目的とする論文です。ブログ) (2018年5月公表) YouTube動画解説

 

10. 価値とは何か~価値の本質と拡がりの確証~

「分割の論理と創造の論理」で前提とした概念である“価値”とは何か、この哲学上の基本問題を、商品の価値と、組織を維持する全体の価値の両者から鋭く追究しました。独自の視点である拡がる自我の拡がりの確証の理論を前提に、労働基準法の基本理念である労働価値説を深く追究し、実務上の要請に応えるために体系化したものです。(ブログ) (2019年1月公表) YouTube動画解説(商品の価値) YouTube動画解説(全体の価値)

 

11.言葉と論理を活用した実践的労務管理

今まで発表してきた社会と組織に関する哲学理論と実際の労務管理の実務を結び付け、言葉と論理を活用した実践的な労務管理の手法について論じました。土台となったのは、令和元年5月に行った社労士会と商工会議所の二回のセミナーで講義した内容です。労務管理の諸制度を分割の論理と創造の論理の二つの側面から基礎づけました。(ブログ) (2019年8月公表)

 

12.価値と反価値  ~人間の差異と秩序~

組織における価値と反価値の対立を主題に、前回発表した「価値とは何か~価値の本質と拡がりの確証~」で論じた自分独自の理論である“分割の論理”と“創造の論理”を用いて、新たなリーダーシップ論構築のための基礎理論として書き上げました。人間の差異という現実に向き合い、物神性・物象化論の意義や自分独自の視点である「物による支配」という概念も論じた内容となっています。(ブログ) (2020年1月公表) YouTube物神崇拝と「物」による支配 YouTube価値と反価値、人間の差異と秩序

 

13. 存在とは何だろう ~存在論の本質~

拡がりの対象とは何か、拡がりの外部に予め存在しているのかあるいは拡がる自我が創造したものなのか、そしてそもそも「存在」とは何か。この哲学の古典的問題について、独自の斬新な発想で解答を試みたものです。主観と客観、観念論と唯物論、これら哲学の基本的な概念についても、独自の視点から論じています。(ブログ) (2020年6月公表) YouTube存在とは何だろう YouTube存在論の本質

 

14. 自由とは何か ~内心の自由の本質について~

自由とは何か、これは誰もが関心のある問です。行動の自由と内心の自由といった二つの側面からなる「自由」を、それが人間の行為を説明するためだけの概念ではなく、未来に向けた人間の「生」を表現するものであることを、「拡がる自我」と「拡がりの確証」の理論を用いて鋭く論じました。(ブログ) (2021年5月公表) YouTube動画解説

 

15. 私が生きる「世界」 ~世界とは何だろう~

私達は世界に生きています。ところが、世界とは何かと聞かれると、意外と世界という言葉が複雑な意味を持っていることが分かります。世界とは事物の集合であると考えられると同時に、自分の世界といった心の奥の世界もあるのです。世界とは何か、この問題を独自の視点から深く追究しました。(ブログ) (2021年12月公表) YouTube動画解説

 

16. 弁証法とは何か ~「矛盾」の魅力~

弁証法はよく使われる哲学的な概念ですが、人によってその意味が異なり、曖昧・多義的なものです。そこで、自分なりに弁証法と言う概念を分類整理してみました。拡がる自我の拡がりの確証の視点から、弁証法の神秘的性格が、矛盾という論理に由来するものであることを論じたものです。(ブログ) (2022年1月公表) YouTube動画解説

 

17. 真理とは何だろう ~生きる事と真理の本質について~

前回の論文では、弁証法は真理追究のためにあるべきだと申し上げましたが、そもそも真理とは何でしょうか? 私達はなぜ真理を求めるのでしょうか? そして、真理であるか否かはどのように決定されるのでしょうか? 真理とは何かについて独自の視点から深く考えてみました。(ブログ) (2022年4月公表) YouTube解説動画

 

18. 労働者保護立法の本質 ~分割と創造の論理の視点から~

労働基準法をはじめとする労働法の解釈は、実務を担う社会保険労務士にとってとても重要ですが、その際は立法趣旨を把握することが不可欠です。今回は労働者保護立法の歴史的経緯と立法趣旨について、分割の論理と創造の論理といった独自の哲学的視点から深く追究してみたいと思います。具体的には戦前戦後の社会政策理論を検討することにより、労働者保護立法の本質に迫ろうと思います。(2022年5月公表) YouTube解説動画

 

19. 所有権の本質 ~秩序を維持する強制力の本質について~

企業の上下の秩序を維持している所有権とは何か、人々はなぜ所有権を重んずるのか、今回は現代社会を維持している所有権の本質を探究します。(2022年6月公表) YouTube解説動画

 

20.自分本来の生き方 ~人生の意味を構築する必要性について~

誰もが自分本来の生き方を考えることがあると思います。それこそ人間の本質ではないかと私は思うのです。誰もが生きていくため社会の中で飯を食っていかなければなりません。その中では誰もが自分の人生の意味を構築しようとしているのではないか、このように思うのです。今回は人生論的なことを皆さんと一緒に少し考えてみたいと思います。(2022年7月公表) YouTube解説講座

 

21.独立した個人と人間存在の全体性~人間の考察を個人から始める理由の探究~

純粋人間関係論では人間社会の認識の出発点を独立した個人に求めています。しかしながらこのように個人を出発点とすることに対しては批判や否定的な意見があります。そこで今回は、改めて、独立した個人を出発点とする必要性を訴えたいと考えました。そしてそれを踏まえた上で、団体主義的発想がなぜ生じるのか、団体の全体の意思がどのように成立してくるのか、独立した個人と人間存在の全体性といったことについて考えてみたいと思います。(2022年8月公表) YouTube解説講座

 

22.役割と自我 ~自我の成立と組織における信頼の理念の形成について~

組織は地位役割の体系であると表現することができます。この地位役割は人々の信頼関係から成り立っています。では、役割関係を支える信頼はどのように形成されているのでしょうか。今回は役割といった概念の本質に迫り、自我の成立、組織の信頼関係の形成について論じます。(2022年9月公表) YouTube解説講座

 

23.身体と精神、自我と他者 ~デカルトの哲学から考える~

精神と物理的存在である身体とはどのような関係にあるのでしょうか。自我と他者との精神的つながりの本質は何なのでしょうか。団体の共同意思はどのように生じるのでしょうか。今回は、身体と精神、自我と他者といったことについて、デカルトの哲学を参考にして深く追究しました。(2022年9月公表) YouTube解説講座

 

24. 天と人間、天道と人道 ~孔子と墨子の哲学から考える~

天という言葉は日常よく使われます。また、日本では親族を中心とした血縁を重んずる倫理観があります。これらは中国古代の哲学思想にその淵源を持つものです。今回は中国古代思想の原点である孔子の思想、それと対照的な墨子の思想を取り上げ、天と人間について深く考えてみます。(2022年11月公表) YouTube解説講座

 

25. 信頼の理念と主張の論拠 ~「仁」の本質について~

人間は他者に言葉をかけ続ける存在ですが、言葉は本質的に曖昧なものであるため他者との間で信頼の理念が必要とされます。その一方、人間は他者に対して主張の論拠を基に積極的に自己主張しようとします。この対照的な概念である信頼の理念と主張の論拠を、「仁」といった基本概念と併せて検討することにより、人間の本質に迫ります。(2022年11月公表) YouTube解説講座

 

26. 努力と運、時間の境目 ~J.ロック「労働に基づく所有」から考える~

子供の頃大好きだった「努力」という言葉、青年期には大嫌いになってしまいましたが、社会人になって散々苦労した現在は再び好きになりました。その理由を「運」という言葉と対比しながら考えたいと思います。近代社会成立期の思想であるロックの「労働に基づく所有」と労働価値説の検討を踏まえ、ハイデッガーの時間の本質の議論から努力と運の二つの言葉を追究し、今後の展望を提案します。(2022年12月公表) YouTube解説講座

 

27. 論理の明暗 ~生きるための論理の構築に向けて~

人間は他者に言葉と論理を投げかけ続けていますが、その論理の内容は「明るい論理」と「暗い論理」に大きく分類されます。誰もが明るい論理を求めているはずですが、世の中は暗い論理が蔓延しています。今回は「明るい論理」と「暗い論理」を言語の本質から深く追究し、明るい論理が個々人の人生において極めて重要であることを論じます。(2023年1月公表) YouTube解説講座

 

28. 自己と団体との同一視 ~生き甲斐を得るための構造と愛社精神~

多くの人が企業で情熱を持って働いて生き甲斐を感じています。これは自己と企業とを同一視しているからではないでしょうか。今回は、生き甲斐とは何か、自己と他者との同一視、自己と団体との同一視、愛社精神、そして愛国心について、深く考えてみたいと思います。(2023年2月公表) YouTube解説講座

 

29. 公共性の本質 ~日常の不平不満を向ける相手の論理的性格~

公共という言葉は日常よく聞きます。公共機関は様々な施策を行っていますが、それは公共性がなければなりません。さらに日常生活の不平不満を公共主体は吸収する機能があるように思えます。公共性について、哲学的に深く考えてみたいと思います。(2023年4月公表) YouTube解説講座

 

30. 国家の本質 ~生きる場である社会の類型から考える~

私達は国家に対して様々な施策を期待し、様々な思いを抱いています。国家とは何か、この問いに対して、個人と社会の関連を通じて、哲学的に考えてみたいと思います。生きる場である社会の類型を二つに分け、国家の本質を追究します。(2023年5月公表) YouTube解説講座

 

31. 国家の意志形成とその論理構造 ~自由の実現と対立する意志の発現~

国家は、本来、人々の自由を実現するために様々な施策を行う公共機関です。それにもかかわらず、国家は人々を支配抑圧する機関だと認識されてしまうのが歴史的事実です。なぜこのようなことが起こるのか、国家の意志形成の本質を踏まえて考えました。(2023年6月公表) YouTube解説講座

 

32. 正義の本質 ~正義における合意論的理念と全体論的理念~

私達人間は主体的に生きています。 常に他者に対し言葉と論理を投げかけその意味を共有しようとしています。その論理は、分割の論理と創造の論理に分類され、人間の格差と均一の理念が対立して争いが生じています。この争いを調整するのが正義です。今回は正義の本質を探究します。(2023年9月公表) YouTube解説講座

 

33. 快楽と論理 ~拡がりの確証の分析~

私達人間は、誰もが生きる証を求めています。それは快楽と論理の二つの方向に大きく分かれます。この快楽と論理は考え方に大きな対立があります。拡がりの確証を分析することにより、快楽と論理を深く追究します。(2023年9月公表) YouTube解説講座

 

34. 経験の本質 ~確実な論拠と経験の不確実性について~

経験論と合理論の対立を出発点に経験の本質について探究しました。ロックとヒュームの理論を分析し、哲学において伝統的に経験が不確実とみなされてきた理由を自分独自の視点から追究しました。(2023年11月公表) YouTube解説講座

 

35. 本質とは何だろう ~言葉の曖昧性と論理実証主義~

哲学では本質という言葉がよく使われますが、そのような曖昧な言葉は使うべきではないとの立場があり、その代表が論理実証主義です。今回は本質という概念について、それがいかに有用な言葉であるかを徹底的に追究してみました。(2024年1月公表) YouTube解説講座

 

36. 形而上学とは何か ~現実を超越する発想の必要性について~

哲学では形而上学が検討の対象となりますが、形而上学を研究することはどのような意味があるのか、科学と形而上学とはどのような関係にあるのかを、カントの理論を中心に深く論じました。(2024年3月公表) YouTube解説講座

 

37. 経験科学を活用した哲学理論 ~主体的人間の科学的分析手法の確立~

心理学と社会学、特に社会心理学といった経験科学理論を活用し、主体的人間の分析手法の確立を目指しました。科学と形而上学(哲学)は対立するものではなく、互いに協力することにより、より深い人間理解が可能であるということを主張するものです。(2024年4月公表)

 

38. 生の奔流 ~リビドーと主体の構造~

人間の主体の構造を、社会関係と役割といった経験科学的概念から論じました。今回は「拡がり」だけではなく「リビドー」といった精神分析の概念を活用して生の奔流としての人間を分析し、自我の構造や人間の文化との関係を論じました。(2024年7月公表)

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