個々の人間にとって社会と組織はどのような意味を持つか。和田徹也のホームページです。

論文執筆者の自己紹介・純粋人間関係論とは

  • HOME »
  • 論文執筆者の自己紹介・純粋人間関係論とは

CA390139論文執筆者の自己紹介

皆さんこんにちは。このホームページを立ち上げた和田徹也と申します。現在東京都練馬区に住んでいます。 「拡がる企業 社会保険労務士事務所」で、企業の経営者の方々に対する人事労務管理のコンサルティング、就業規則の作成や労働・社会保険の申請等の仕事を行っています。

若い頃から哲学や歴史、社会科学などを勉強してまいりました。中央大学法学部では法哲学ゼミに所属し、「純粋人間関係論序説」などという論文を書き上げ、自分なりの社会哲学を確立したと勝手に自己満足しておりました。機会があれば後日この場で公表したいと思いますが、この論文は支配の正当性という観点から、人間社会の歴史を捉え直そうとしたもので、社会の根底には、独立した個人から成る純粋人間関係があるというものでした。全く未熟な論文でしたが、意外とその理論は、自分が社会人となって、例えば役所で報告書を作成する際、社会を分析するにあたって、結構役立つものでした。

卒業後は公務員として神奈川県庁に就職し、本庁企画部の総務事務、県立病院の経理事務、さらに兼務で研修所の研究チームにも所属し「地価高騰と土地政策」という報告書の作成にも携わりました。

ところが、6年少し勤めて「社会は民間企業が担っている!」との信念の下、不動産会社に転職してしまいました。今思えば若気の至りとしか言いようがありませんが、「自分の人生目標である真の哲学理論構築のためには、役所に所属しているだけではだめだ! 民間企業で真剣に働いて経験を積むべきだ!」、こういう決意が当時の自分の心の底にあったことは確かです。

その後、不動産会社から不動産業界団体、大手マンション業者、大手スーパー、建設関連会社と、結局のところ、職を転々としてしまい、散々苦労して、企業社会の厳しさを心底味わうこととなりました。それでも何とか、様々な組織文化での実務経験を通して自分の社会哲学を検証し、自分独自の哲学理論を地道に構築してまいりました。

年齢も五十代となり、そろそろ自分の構築した考え、独自の哲学理論を体系的に文章として明確にし、世に問うべきではないかと思うようになりました。そこで、今まで書き溜めてきたものを整理し、また、新たに書き下ろして、「社会と組織の哲学」として、少しずつ論文を発表していくことを決意しました(論文一覧)。読んでいただいた方の忌憚のないご意見を頂戴したいと思っております。(ブログ

さらに、令和2年11月から、YouTubeで『哲学社労士の「純粋人間関係論」講座』の配信を始めました。この「社会と組織の哲学」で発表した論文もとりあげて、分かりやすく解説を行っています(講座一覧)。また、私が自分の哲学理論を構築した際、大きく影響を受けた哲学その他の著名な文献について、その内容を解説する文献紹介も行っています。ぜひご覧ください。

 

論文作成の目的

このホームページは、個人、社会、組織に関する、私自身が書き上げた論文の発表の場を目的とするものです(論文一覧はこちら)。長年にわたる研究成果である、自分独自の、社会と組織に関する哲学理論を発表する場として立ち上げたわけです。

また、現在私は社会保険労務士として、企業の組織や人事労務に関するコンサルティングを行っており、様々な企業の具体的問題に対する実践的な情報提供を行っております。その現場では常に、個人・社会・組織に対する深い理解、問題解決の発想の基礎となる哲学が求められています。このため、私は現在も常に、現実の問題解決の基礎となる、根本理論の構築を目指しておりまして、その研究の成果としての、社会と組織に関する哲学論文をこのホームページで発表していきます。

社会・組織の実務で解決困難な問題に直面した場合は、誰もが社会・組織の本質を把握した上で意思決定する必要に迫られます。物事の本質を理解するために、全ての前提を乗り越えて思考し、根本理論を構築する学問が「哲学」です。ここで発表する論文は、実際の実務に役立つ、この「哲学」を目指しているのです。(「哲学とは何か」YouTube配信)

あとこれは付録ですが、私は子供の頃から大自然に憧れ、特に山登りが大好きでした。そこで随所に自分が撮影した山の写真を表示しますので、息抜きとしてお楽しみください。(山の写真一覧

 

純粋人間関係論とは

純粋人間関係論」は、企業をはじめとする現実社会の様々な個々具体の人間関係・社会関係の根底に存する、主体的な独立した個人と個人の関係を追究する、私が独自に構築している哲学理論です。独立した主体的な個人を意味する「拡がる自我」が、互いに「拡がりの確証」を求めようとする関係、これを私は「純粋人間関係」と呼びました。「純粋人間関係論」は、この純粋人間関係を基盤として構築された哲学理論であり、様々な実務の問題解決に応用できる根本理論であると考えています。

「純粋人間関係論」は商標登録されております(登録第6815410号)。

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.