皆様、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

社会保険労務士の業務が忙しく、こちらのホームページの更新ができないでいましたが、正月休みを利用して、「純粋人間関係とは何か」(初版)を書きましたので、公表いたします。

元々学生時代に「純粋人間関係論序説」などという論文を書いていましたが、様々な社会、組織を考えるにあたって、現在も基本となっている概念である「純粋人間関係」というものをやはり明らかにしておこうと思った次第です。ただ、分量はかなり少なくなりました。

誤解されたくないので予め申し上げておきますが、社労士の実務ではこのような硬い概念は一切使用しておりません。あくまでも現実問題解決のための理論の根底にあるもので、具体的な実務経験に応用力をつけるために必要なため、書き上げただけです。

論文中、「拡がりの確証のための論理と価値は、全体を分割するといった性格のものと、新たに物を作りだすという性格のものとに分かれるのではないか」という部分ですが、実は、私にはサラリーマンの経験を通じて、成長する企業は後者の性格が強いとの思いがあります。社員が皆新たに物を創り出すとの思いを持てば、企業も成長していくのではないかと思っています。